ワイヤーダイポールの思考実験

アンテナ

思考実験といっても、ダイポールアンテナを作るのではなくて、作ったまたは市販のを買ったのをどうやって上げるかという状況での考察ですよ。

既にタワーを上げてる人がタワーから斜め下方向にワイヤーアンテナを追加で張るとか、2階のベランダや立ち木があってそこから下に張るとかではない場合、つまり、何もない状態の平地からポールを立ててワイヤーダイポールを張る場合にどうやるかという話。

いろいろ皆さんにお話を聞くと、理想的には鯉のぼり用のポールがいいけど値段が高いらしい。で、調べてみると、具体例としてこういうのがあった。例として、高さを10mにすると、これを使うと、ポールの本数は5本、ポール末端の直径は66.6mm、先端の直径は48.5mmだそうな。で、重量は25.5kg。

なんか、大人3人で作業する・・・とからしい。確かに25.5kgの長い物体を、はしごなどを台に使ったとしても横に寝ている状態から垂直に起こすのはすごく大変そう。しかも垂直にしてから固定もしなくてはいけない。

一方、こういう例もある。チルトベースを使ってアメリカ製の大きいHFのGPを上げるという。実際にやるとこんな感じか?おお!これなら一人で楽々上げてるじゃん。(^^) でも、体力のあるアメリカ人だからか??まあそれを言ったらおしまいなので、一応日本人でも大丈夫ということにしておく。(^^♪ちなみに、Cushcruft R9の重量11.3kgらしい。

ということは、机上の空論ではあるものの、マッチョマンではない人間が1人で作業してアンテナをメンテナンスできる限界重量は、約12kgではないか?ということが推定される。

次に、鯉のぼり用ポールを使わないで安価にしかも軽量でポールを立てることを考えてみる。ただ、良い点もあって、こいのぼりのような風圧がかかる物体とは違い、ワイヤーダイポールなら鯉のぼりよりも風圧も重量もかからないのでは?という仮定が成立する。(計算しないで読んだだけだが、ここによると1匹だけで風速15m/sの場合75kg風圧がかかるらしい)(5D2Vの換算質量は90kg/km、市販のHFダイポールは約2.5kg)として、仮に、市販ダイポールを2本上げたら約5kg、同軸ケーブルの垂直成分を約10mとして、それを2本で20m分として200g?軽すぎ?まあ余裕を見ても合計10kgとすると、風速2.5mの微風でも鯉のぼりを2匹上げれば25kgだから、大雑把に計算して、こいのぼりの半分以下、もし4匹なら1/4以下の荷重。

ここで大雑把に、パイプの直径と耐荷重との関連性をググってみるとこういうサイト様が。超大雑把に、長さ1m荷重50kgの場合、19φだとたわみは55、28φだと13、43φだと3。これを強引にグラフにしてみるとこうなる。

うー--ん。。。wwwかなり苦しいけど、(^^♪、概略 径が75%になるとたわみ量が3倍になるとしよう。また、同じ表を眺めてみると、荷重とたわみ量の関係はほぼ比例するみたい。ということは、こいのぼり3匹で計算した場合、概略、ワイヤーダイポールなら径がこいのぼりの75%で負荷は同じということになる。かもwww(^^♪

さあ、最初に戻って、こいのぼり用ポールの本数は5本、ポール末端の直径は66.6mm、先端の直径は48.5mmだったのをワイヤーダイポール用ポールにそのまま適用すると、ポールの本数は5本、ポール末端の直径は49.5mm、先端の直径は36mmとなる。

つまり、単管パイプを使うと仮定すると、普通の48.6mmφの単管パイプを一番下に使って、31.8mmφのちょっと細いのを上に使えば、同じように使えるのでは?という。

ただ、単管パイプの異径ジョイントなんてあるのか??という現実的な問題が・・・今日は疲れたのでここまで。(^^♪

※疲れたけど追記。異径ジョイントは一応あったけど・・・30本もいらないしwww。なので、異径は無理っぽい。もし48.6mmの普通の単管パイプを5本つなぐと、パイプの重量が4kg、ジョイントの重量が500gなので、全部で約25kg・・・なら、こいのぼりポールでいいじゃんwwwという。

細い径の単管パイプとジョイントがあれば・・・と思ってググってみると・・・なんかいいのが無いんですよね。結局無理なのか???

コメント

タイトルとURLをコピーしました