続トランジスタ回路の設計、第3回、ソース・フォロワ

LTspice

84ページの図1、ソース・フォロワをやる。主にソース・フォロワは電力用に使われ、それはMOSFETが良く使われるというので、それでやってみる。前に、2N7000の話を書いたが、LTspiceでは2N7000そのもののモデルは無くて、それの親戚?の2N7002の仲間?である、T2N7002AK_G0_00というのがあるのでこれを使う。やってみた。これ。(右クリックで拡大)

なぜかゲインがとても低いのが気に入らないが、f特はすばらしい。

ところで、本の93ページには、負荷抵抗が重くなるとソース・フォロワはクリップしやすいと書いてある。なのでやってみた。これ。

確かにだいぶ歪んでいるが、でもクリップまでは行っていない。しかも、負荷抵抗22Ωですよ!十分重い負荷にも強いという印象。なんでかは知らないw(^^♪

ところで、104ページの図19には、JFETを使ったプッシュプル・ソース・フォロアが載っている。この本は結局JFETを使う回路が載っているので、これをやってみようかと。何しろ、プッシュプルなので波形がクリップする可能性が低く、さらに部品点数が劇的に少ないのが気に入った。これ。(右クリックで拡大)

しかし、tranのほうは良いものの、f特がなんだこれwな状態。。。ただ、回路図の通り、劇的な部品点数はすばらしい。なので評価のしようがない。結局シミュレーターでやっても、完全にはわからないわけで、こういう事例ならなおさら、自分で半田ごて握って作ってみるには遠く及ばない!!

何ごとも、理論通りとか想定の通りになんか起こらないわけで。金融危機とか戦争とか、全部そう。想定通りに起こるのは「極まれ」な、平時のみ。という感じですね。勉強になります(^^♪

で、ここまでやったら外せない!のが次の回路。109ページの図24、オペアンプ+ソース・フォロワ回路。しかもプッシュプルでMOSFETという、なんか究極の組み合わせ。部品点数も究極。これ。(右クリックで拡大)

うーん!何かすごい。実は、この回路ではあまりに部品点数が少ないために、バイアス調整ができないので、オペアンプもMOSFETも、全然知らない部品でも少しでも良い特性になるようにという観点で選択した。なので、実際のブツで作ると再現性は疑問。でも、この振る舞いからして、暴れん坊将軍だがとても可能性を秘めた回路な予感はする。あと、やはりバイアス調整をどこかでやれるようにしないとダメだな。すぐにゼロ点とかゲインとかがずれる予感。

と、将来、実回路で実験してみたいのをシミュレーションして面白かったし、キリがいいので、これで第4章は終了とする。

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